← Castaway Sky トップへ English

Castaway Sky 操作ガイド

アプリの画面は英語です。このガイドでは、画面ごとに、表示される文字とボタンを順に説明します。対象の版: 1.0

1はじめに

起動画面。CASTAWAY SKY と配色の理由
起動画面

起動画面

大きな CASTAWAY SKY と、配色の理由 COLORS CHOSEN FOR FUNCTION: RED ON BLACK PRESERVES YOUR NIGHT VISION(黒地に赤は、暗さに慣れた目を保つため)を表示します。表示の色を緑にしていると GREEN ON BLACK. FOR NIGHT VISION, CHOOSE RED IN SETTINGS(夜は SETTINGS で赤を)になります。3 秒で消えます。画面のどこかをタップすると、すぐに主画面(Aim)に進みます。

必要なもの

  • iPhone または iPad(iOS / iPadOS 18 以降)
  • 星の撮影には、晴れた暗い夜空と、背面のカメラで RAW の写真を撮れる端末
  • 太陽と月の観測には、その天体が見える空
  • 正しい時計。端末の時刻は通信なしでもほぼ正確です

画面と操作の決まりごと

2主画面(Aim)— 星を撮る

起動するとこの画面になります。夜空に背面のカメラを向けて、星を 1 枚撮ります。カメラの映像は出さず、端末の傾き(重力)から、カメラが空のどこを向いているかを図で示します。

Aim の画面。枠と天頂の十字、ALT 85°、STABLE、CAPTURE
主画面(Aim)
CASTAWAY SKY(左上)
アプリの名前です。
MENU(右上)
MENU を開きます(5 章)。写真の読み込み、SUN & MOON FIX、MANUAL FIX、SKY CHART などはここから。
大きな枠
写真に写る範囲です(縦に持ったとき)。
真ん中の小さな十字
カメラの向き(光軸)です。
丸に十字
真上(天頂)の位置です。枠の中に入っていれば、真上が写ります。真上に近いほど、多くの星をよい条件で撮れます。
枠の外の三角
真上が枠の外にあるとき、その向きを指します。三角の方へ端末を傾けます。
ALT 85°
カメラの向きの高さ(水平から何度上か)。センサーの値がないときは ALT --°。
STABLE / WAITING FOR STABILITY
端末が静止しているか。静止していれば STABLE、動いていれば WAITING FOR STABILITY。
POINT AT THE SKY / LOW ELEVATION
カメラが水平より下を向いているとき POINT AT THE SKY、高さが 30° 未満のとき LOW ELEVATION を小さく出します。
CAPTURE / ABORT
CAPTURE で撮影を始めます。端末が静止していて、星のデータが読めているときだけ押せます。撮影中は ABORT になり、押すと止めて主画面に戻ります。

撮り方

  1. 暗く晴れた場所で、端末の背面(カメラ)を夜空に向けます。丸に十字が枠の中に入るよう、できるだけ真上に向けます。
  2. 端末を岩や地面に置くか、両手でしっかり支えて、動かさないようにします。STABLE になると CAPTURE を押せます。
  3. CAPTURE を押します。表示は HOLD STILL(静止を待つ)→ STABLE → COUNTDOWN 3・2・1 → EXPOSING(露光中)→ COMPLETED と進みます。カウントダウンの間に動くと、HOLD STILL に戻ってやり直します。
  4. 露光はおよそ 1 秒(端末により短い)です。撮り終えると、自動で解析(3 章)に進みます。
撮影の間は、画面の自動ロックが止まります。静止を 60 秒待っても動いていると NOT STABLE — TRY AGAIN を出して止めます。露光の開始と終わりに、軽い振動で知らせます。

主画面に出るメッセージ

CAMERA ACCESS DENIEDカメラの使用が許可されていません。下に出る OPEN SETTINGS で設定アプリを開き、カメラを許可します。
CAMERA UNAVAILABLE背面のカメラが使えません。
RAW CAPTURE UNSUPPORTEDこの端末のカメラは RAW の写真を撮れません。MANUAL FIX か、星空の写真の読み込みを使ってください。
MOTION SENSOR UNAVAILABLEモーションセンサーがありません。撮影はできません。
NOT STABLE — TRY AGAIN60 秒たっても静止しませんでした。端末を固定してやり直します。
CAPTURE FAILED撮影に失敗しました。もう一度試します。
CAMERA PAUSED — USE FULL SCREENiPad でほかの App と画面を分けているため、カメラが止められています。Castaway Sky だけを表示します。
CAMERA IN USE BY ANOTHER APPほかの App(通話など)がカメラを使っています。
CAMERA INTERRUPTEDそのほかの理由でカメラが止められました。
RAW NOT SUPPORTED — USE JPEG OR HEIC読み込んだファイルが RAW(DNG)でした。JPEG か HEIC の写真を選びます(6 章)。
IMAGE UNREADABLE画像を読めませんでした。

3解析(Analyzing)

ANALYZING の画面。各段のログと POSITION FIX ACQUIRED、VIEW POSITION
解析が終わったところ(写真から)

撮った写真から位置を求める間、各段の進み具合をログで表示します。行の頭の数字は、その段にかかった時間(ms)です。

IMAGE …(1 行目)
写真を読み込んだときだけ。ファイル名・画素数と、重力の出所(GRAVITY MAKER NOTE か ZENITH ASSUMED)。SIMULATE のときは SIMULATED SKY OF …。
CHECKING MOTION...
露光中に端末が動かなかったか(露光時間と回転の大きさ)。
BINNING SENSOR DATA...
センサーのデータを解析用の大きさにまとめます。
EXTRACTING STARS...
写真から星を見つけます(STARS は見つけた星の数)。
SOLVING ATTITUDE...
星の並びを星表と照らし合わせ、カメラの向きと画角を決めます(MATCHED は照合できた星の数)。
READING GRAVITY...
撮影の間の重力の向きを読みます。
COMPUTING POSITION...
緯度と経度を計算します。
ESTIMATING ERROR...
誤差(南北・東西の km)を見積もります。
POSITION FIX ACQUIRED と VIEW POSITION
位置が出ました。VIEW POSITION を押すと結果(Plot)を表示します。

失敗したとき

理由を大きく表示し、BACK TO AIM で主画面に戻ります。アプリは止まりません。

INSUFFICIENT STARS DETECTED星が足りないか、星の並びを照合できませんでした。曇り、街明かり、明るい月の近く、障害物などが原因です。暗く晴れた空で、真上に向けて撮り直します。
DEVICE MOVED DURING EXPOSURE露光中に端末が動きました(0.1° を超える回転)。端末を置いて撮り直します。
NO SENSOR DATA撮影の間の重力のデータがありませんでした。
FIELD OF VIEW UNKNOWN写真の画角がわかりません。写真の読み込みでは、IMPORT で画角を入れます。
DATA UNAVAILABLEアプリに入っている星のデータを読めませんでした。
INTERNAL ERROR / ANALYSIS FAILEDそのほかの失敗です。もう一度試します。
CANCELLED解析を止めました。

4結果(Plot)

Plot の画面。35°41'N, 139°46'E、±111 km N-S ±113 km E-W、地図と誤差の楕円
星の撮影の結果
見出し(出所)
どの方法で出した位置か。星の撮影では出しません。写真は IMAGE <ファイル名>、星図の SIMULATE は SIMULATED SKY OF …、太陽と月は SUN FIX — 3 SIGHTS・MOON FIX — n SIGHTS・SUN & MOON FIX — n SIGHTS (a SUN, b MOON)、手作業は MANUAL FIX — NOON SUN などと ROUGH ESTIMATE。
35°41'N, 139°46'E
推定した緯度と経度(度と分。N は北緯、S は南緯、E は東経、W は西経)。候補が複数あるとき(太陽と月)は A・B の行で全部出します。
ZENITH ASSUMED — ROUGH ESTIMATE
重力の情報のない写真で、写真の中心を真上とみなしたとき。誤差が大きくなります。
±111 km N-S ±113 km E-W
誤差の目安(南北と東西、1σ)。
2026-01-15 12:00:00 UTC 143 STARS
観測の時刻(UTC)。星の撮影・写真・SIMULATE では、照合できた星の数も出します。
地図
海岸線・国境・経緯線の世界地図です(地名は出しません)。十字が推定した位置、楕円が誤差の範囲です。楕円は斜めに長いこともあります。候補が複数あれば、それぞれに十字と楕円と A・B の印を描きます。ドラッグで動かし、ピンチで拡大・縮小します。
NEW FIX
結果を捨てて主画面に戻ります。
SKY
この位置と観測の時刻の星図(SKY CHART)を開きます。
結果は保存しません。NEW FIX を押すか、アプリを閉じると消えます。
写真から求めた結果。IMAGE tokyo-night.jpg
写真から(IMAGE)
SIMULATE の結果。SIMULATED SKY OF 35°41'N, 139°46'E
星図の SIMULATE から
太陽の観測 3 回の結果。SUN FIX — 3 SIGHTS
SUN & MOON FIX から
手作業の天測の結果。MANUAL FIX — NOON SUN と ROUGH ESTIMATE
MANUAL FIX から
MENU。LOAD PHOTO から LICENSES までの 9 項目
MENU

主画面の右上の MENU で開きます。項目を押すと、その画面を開きます。CLOSE か、暗い部分のタップで閉じます。

LOAD PHOTO
写真ライブラリから星空の写真を選んで解析します(6 章)。
LOAD FILE
ファイル App から画像のファイルを選んで解析します(6 章)。
SUN & MOON FIX
太陽と月の高さを測って位置を出します(7 章)。
MANUAL FIX
カメラを使わない、手作業の天測と手がかり(8 章)。
SKY CHART
場所と時刻を入れて星空を見る・SIMULATE で試す(9 章)。
TIP JAR
任意のチップ(10 章)。
SETTINGS
表示の色(赤・緑)を選びます(11 章)。
ABOUT
版・安全の注意・プライバシーポリシー・サポート(12 章)。
LICENSES
使っている部品とデータのライセンス(12 章)。

6写真から測る(LOAD PHOTO・LOAD FILE)

撮っておいた星空の写真から位置を推定します。iPhone のカメラ App で撮った写真には、撮影日時・画角・重力の向き(MakerNote)が入っていて、いちばんよく測れます。

IMPORT の画面。写真の縮小、TIME (UTC)、FOV (DEGREES)、GRAVITY MAKER NOTE、ANALYZE
IMPORT
写真の縮小とファイル名
読み込んだ写真を赤で小さく表示します。ライブラリの写真の名前は PHOTO。
TIME (UTC)
撮影の時刻(UTC)。写真から読んだ値が入り、直せます。下の行は出所: EXIF(写真の時差つき)、TIME ZONE ASSUMED UTC+09:00(時差がないので端末の時間帯とみなした)、NO TIME IN IMAGE — ENTER UTC(日時がない。入れる)、MANUAL(手で直した)。
FOV (DEGREES)
写真の横の画角(度)。35mm 換算の焦点距離から計算し、直せます。下の行は出所: EXIF 26MM(デジタルズームがあれば DIGITAL ZOOM x2.0 も)、UNKNOWN — ENTER DEGREES、MANUAL。
GRAVITY
重力の向きの出所。MAKER NOTE は写真に入っている端末の加速度を使います。入っていない写真・縦長に回した写真・前面カメラの写真は、写真の中心を真上とみなし(ZENITH ASSUMED — …)、粗い推定になります。
ANALYZE
入力を確かめて、解析(3 章)に進みます。
TIME: ENTER UTC AS YYYY-MM-DD HH:MM:SS時刻を 2026-10-23 12:30:00 の形で入れます(秒は省けます)。
FOV: ENTER DEGREES画角を度で入れます(0 より大きく 180 未満)。
FIELD OF VIEW OUT OF RANGE画角が、アプリの星のデータで解ける範囲の外です(入れた値と、解ける範囲を添えて出します)。広角の 1 倍のカメラで撮った写真を使います。
IMAGE UNREADABLE画像を読めませんでした。
写真は保存しません。写真の位置情報(GPS)は読みません。

7太陽と月を測る(SUN & MOON FIX)

太陽や月の高さ(水平からの角度)と時刻を、数時間おきに 3 回以上測り、位置を出します。太陽でも月でも、両方を混ぜても使えます。MENU の SUN & MOON FIX で開きます。

太陽を直接見ないでください。 端末の背面を太陽に向け、画面の点を見て合わせます。
SUN & MOON FIX を開いたところ。注意、SUN と MOON、狙いの枠、TAKE SIGHT、SIGHTS、手がかり、RESULT
開いたところ
DO NOT LOOK AT THE SUN. AIM USING THE SCREEN.
太陽を直接見ず、画面を見て向けます。
TAKE SIGHTS OF THE SUN, THE MOON, OR BOTH: …
太陽・月・両方を、数時間おきに 3 回以上測ります。端末の背面を天体に向けます。
SUN / MOON
測る天体を選びます(最初は SUN)。
狙いの枠
カメラの向きのまわり ±30° を表します。真ん中の十字がカメラの向き、薄い円が測れる範囲(中心から 10°)、塗りの点が天体の位置です。枠の外の天体は、枠の縁に点を出します。カメラの映像は出しません。
枠の下の文字
SUN CENTERED(円の中。撮れる)、CENTER THE SUN ↗(矢印の向きに点がある。その向きへ端末を向ける)、NO SUN IN VIEW(見つからない)、STARTING CAMERA...(カメラの準備中)、AIM AID UNAVAILABLE(カメラを使えない)、カメラが止められたときの理由(2 章の表)。月では SUN が MOON になります。
TAKE SIGHT
撮って高さを測ります。撮っている間は TAKING...。終わると右に SUN ALT 40.5° のように結果を出します(失敗のときは理由)。太陽は 1 枚、月は露光を変えた連写です。

観測の一覧(SIGHTS)と手がかり

太陽を 3 回測ったところ。SIGHTS の 3 行、手がかり、RESULT 35°41'N, 139°46'E、VIEW ON MAP
太陽を 3 回測ったところ
SIGHTS の行
1 行が 1 回の観測です: 番号・時刻(UTC)・天体・見かけの高さ(例: SUN ALT 35.7°)。行をタップすると、その観測を解に使う・使わないを切り替えます(使わない行は薄く表示)。24 時間より前の観測は、最初から使いません。
CLEAR
観測を全部消します。CLEAR ALL SIGHTS? と聞くので、YES で消します(手がかりも消えます)。NO でやめます。
AT NOON THE SUN WAS:
正午に太陽が北にあったか南にあったか(NORTH OF ME / SOUTH OF ME / UNKNOWN)。鏡写しの候補を選ぶ手がかりです。正午の影は、太陽と反対の向きにできます。
AT ITS HIGHEST THE MOON WAS:
月がいちばん高く昇ったとき、北にあったか南にあったか。月の手がかりです。
RESULT
推定した位置と誤差(±km)。観測が足りないときは TAKE AT LEAST 2 SIGHTS. か ONE MORE SIGHT NEEDED — WAIT 1–2 HOURS.。
VIEW ON MAP
結果(Plot)を地図で表示します。
観測と 2 つの手がかりは端末に保存され、画面を閉じても残ります(最大 20 回分。CLEAR かアプリの削除で消えます)。だから数時間おきに足していけます。

測り方

  1. SUN(月なら MOON)を選びます。
  2. 太陽を直接見ずに、端末の背面を太陽に向けます。画面の点が薄い円の中に入り SUN CENTERED になるまで、矢印の向きに端末を動かします。
  3. TAKE SIGHT を押します。手持ちのままで構いませんが、押す前後はなるべく動かさないでください。
  4. 1.5〜数時間おいて、同じように測ります。午前・正午ごろ・午後の 3 回で、ふつう位置が 1 つに決まります。
  5. 結果に候補が 2 つ出たら、正午の太陽か、いちばん高いときの月の向きを入れるか、もう 1 回測ります。

太陽と月を続けて測ったとき(候補が 2 つ)

MOON を選んで月を測ったところ。MOON CENTERED、MOON ALT 18.7°
月を測ったところ
太陽と月を 1 回ずつ測った結果。候補 A と B と、手がかりを入れるよう促す文
候補 A・B と次の観測の案内

昼に月が出ていれば、太陽と月を 1 回ずつ測るだけで、数分で候補が出ます。ただし鏡写しの候補(A・B)が残ることが多く、次のどちらかで 1 つにします。

n CANDIDATES — SET WHERE THE SUN OR MOON WAS AT ITS HIGHEST正午の太陽か、いちばん高いときの月が北か南かを入れます。
n CANDIDATES — SET WHERE THE SUN WAS AT NOON, OR TAKE ANOTHER SIGHT月の手がかりは入っています。太陽の手がかりを入れるか、もう 1 回測ります。
n CANDIDATES — SET WHERE THE MOON WAS AT ITS HIGHEST, OR TAKE ANOTHER SIGHT太陽の手がかりは入っています。月の手がかりを入れるか、もう 1 回測ります。
n CANDIDATES CANNOT BE TOLD APART YET — TAKE ANOTHER SIGHT手がかりを入れても分かれません。もう 1 回測ります。
ANOTHER SUN SIGHT AFTER 2026-10-23 12:34 UTC DECIDESこの時刻のあとに太陽(または月)を測ると、候補が 1 つに決まります。
TAKE ANOTHER SIGHT AFTER … UTC / TAKE ANOTHER SIGHT LATER精度を上げるため、次の観測を勧めます(観測が 3 回未満・誤差が大きいとき)。
IF THE MOON IS UP, A MOON SIGHT NOW GIVES CANDIDATES IN MINUTES.最後に太陽を測り、月が半月に近いとき。月が見えていれば、いま月を測ると数分で候補が出ます。
NO POSITION FITS THE SUN OR MOON SETTING — CHECK THEM入れた手がかりに合う候補がありません。北と南を確かめます。
SIGHTS DISAGREE — CHECK OR CLEAR観測どうしが合いません。誤った観測の行をタップして外すか、CLEAR でやり直します。

観測に失敗したとき(TAKE SIGHT の右に出る)

SUN NOT FOUND / MOON NOT FOUND天体が写っていません。画面の点を円の中に入れて撮ります。
SUN NOT CLEAR — CLOUDS OR GLARE / MOON NOT CLEAR — CLOUDS OR GLARE雲やまぶしさで、天体の輪郭がはっきりしません。雲が切れるのを待ちます。
CENTER THE SUN / CENTER THE MOON天体が真ん中から 10° より離れています。
SUN TOO LOW / MOON TOO LOW天体の高さが 10° 未満です。低い天体は大気の影響が大きいため使いません。
MOON TOO THIN月が細すぎます(照らされた部分が 12% 未満)。
MOON TOO BRIGHT — TRY AGAIN月が明るすぎて写りが飽和しました。もう一度撮ります。
HOLD STEADIER撮る前後に端末が 1° より大きく回りました。しっかり持って撮り直します。
MOTION SENSOR UNAVAILABLE / CAMERA DATA UNAVAILABLEセンサーかカメラのデータがありません。
SIGHT FAILEDそのほかの失敗です。

8手作業で測る(MANUAL FIX)

カメラやセンサーが使えないとき、昔ながらの方法で、緯度と経度の目安(±1〜3°)を出します。MENU の MANUAL FIX で開きます。数字の欄は、小数点にカンマも使えます。入力は保存しません。

MANUAL FIX の上の部分。TILT METER と HOLD、POLE STAR、NOON SUN
TILT METER と POLE STAR

TILT METER(傾き計)

端末の上の縁を照準にして、星や月の高さ(水平からの角度)を測ります。縁に沿って星をのぞくと、大きな数字(例: 41.3°)がその高さです。太陽はのぞかないでください。

HOLD
直近 1 秒の平均で値を止め、HELD 41.3° と出します。止めると、高さの欄の横に USE HELD が出て、押すとその値が欄に入ります。

POLE STAR — LATITUDE(北極星から緯度)

NORTH: POLARIS / SOUTH: SOUTH POLE
北半球は北極星、南半球は天の南極を使います。北極星は、北斗七星のひしゃくの先の 2 つの星を結んで約 5 倍のばすか、カシオペヤの W から見つけます。天の南極は、南十字の長い軸を約 4.5 倍のばした所です。
HEIGHT (°)
その高さ。TILT METER か、腕をのばしたこぶし(約 10°)・指 1 本(約 2°)で測ります。
CALCULATE
緯度を出します(北極星 ±1°、天の南極 ±2°)。0〜90° の外なら ENTER A HEIGHT BETWEEN 0 AND 90°。
NOON SUN の欄。SUN HEIGHT 42.7、時刻、AT NOON THE SUN WAS、CALCULATE
NOON SUN(入力の例)

NOON SUN — LATITUDE AND LONGITUDE(正午の太陽から緯度と経度)

平らな地面にまっすぐ棒を立て、数分ごとに影の先に印をつけます。影がいちばん短くなったときが、その土地の正午です。午前と午後で同じ長さの影の時刻を記録し、その真ん中の時刻を使っても構いません。

STICK HEIGHT / SHORTEST SHADOW
棒の高さと、いちばん短い影の長さ(同じ単位なら何でも)。両方入れると SUN HEIGHT 42.7° のように太陽の高さを出します。
OR SUN HEIGHT (°)
太陽の高さを直接入れるときはこちら(棒より優先)。
TIME OF SHORTEST SHADOW (UTC)
影がいちばん短くなった時刻(UTC)。開いたときの時刻が入っていて、NOW で今に直せます。
AT NOON THE SUN WAS: SOUTH OF ME / NORTH OF ME
正午に太陽が南にあったか北にあったか(最初は南)。
CALCULATE
緯度(±1.0°)と経度(±1.5°)を出します。

MOON TRANSIT — LATITUDE AND LONGITUDE(月の南中から緯度と経度)

月は、北半球では真南、南半球では真北を通るときにいちばん高くなります。数分おきに TILT METER で高さを測って最も高い値をとるか、月明かりの影がいちばん短くなる時刻を使います。

MOON HEIGHT (°) / TIME OF HIGHEST (UTC)
いちばん高いときの月の高さと、その時刻(UTC。NOW あり)。
AT ITS HIGHEST THE MOON WAS: SOUTH OF ME / NORTH OF ME
そのとき月が南にあったか北にあったか。
CALCULATE
緯度(±1.0°)と経度(±2.5°)を出します。月の視差(約 1°)も補正します。
RESULT。LATITUDE と LONGITUDE、VIEW ON MAP、CLUES
RESULT と CLUES

RESULT

LATITUDE 35.8°N ±1.0° (NOON SUN)
出した緯度と目安の誤差と方法。まだなら LATITUDE —。
LONGITUDE 28.4°E ±1.5° (NOON SUN)
経度。北極星だけでは経度は出ません(LONGITUDE NEEDS THE NOON SUN OR THE MOON TRANSIT.)。
VIEW ON MAP
緯度と経度がそろうと出ます。結果(Plot)を MANUAL FIX — <方法> と ROUGH ESTIMATE の見出しで表示します。

入力に誤りがあると、ENTER THE STICK AND SHADOW, OR THE SUN HEIGHT、ENTER THE MOON HEIGHT、ENTER THE TIME AS YYYY-MM-DD HH:MM:SS (UTC) などを出します。

CLUES — WHICH PART OF THE WORLD?(どのあたりにいるか)

位置は出しませんが、地球のどのあたりにいるかを絞る手がかりです。

  • その日、太陽と月が真上を通る緯度。いちばん高いとき南に見えれば、その緯度より北にいます。
  • 今の月の満ち欠け(例: WAXING GIBBOUS, 91% LIT)。見える月と違えば、端末の日付が誤っているかもしれません。
  • 正午の太陽が南なら北半球か熱帯、北なら南半球か熱帯、真上なら熱帯。
  • 北極星が見えれば北半球、南十字が見えれば北緯約 27° より南。
  • 南半球では、月の照らされた側が左右逆に見えます。
  • 満月は真夜中ごろ、上弦は日没ごろ、下弦は日の出ごろにいちばん高くなります。
  • 三日月の角を結んだ線は、北半球ではおよそ南、南半球ではおよそ北を指します(±20〜30°。赤道付近では使えません)。
  • 一年中、昼が約 12 時間なら赤道に近く、昼がとても長い・短いなら赤道から遠い所です。
  • ヤシ・サンゴ・暖かい海は熱帯。

9星図(SKY CHART・SIMULATE)

緯度・経度・時刻を入れると、その場所から見上げた全天の星・月・太陽を描きます。MENU の SKY CHART か、結果(Plot)の SKY で開きます(Plot からは、その位置と観測の時刻で開きます)。

SKY CHART。PRESET、LAT、LON、TIME (UTC)、MAG LIMIT、星図
SKY CHART(東京・2026-10-23 12:13 UTC)
PRESET
TOKYO・NEW YORK・LONDON・SYDNEY・RIO DE JANEIRO・CAPE TOWN・ST PETERSBURG・COLOMBO・NORTH POLE・SOUTH POLE。押すと緯度と経度が入ります。入っている場所のボタンが明るくなります。
LAT / LON
緯度と経度。35.68・-33.87 のような度、35°41'N のような度と分、35°41'22"N のような度分秒で入れられます。南緯と西経は S・W かマイナス。
TIME (UTC)
時刻(UTC)。NOW で今に。
MAG LIMIT
描く星の明るさの限度(0〜5.5 等、0.5 等ずつ)。右に ALL (≤ 5.5)(全部)か ≤ 3.0 のように出ます。タップか横のドラッグで変えます。アプリを開いている間は値を覚えています。
星図
真上を中心に、見上げた向きで描きます(上が北、左が東)。外の円が地平線、点線の円が高さ 30° と 60°、中心の小さな十字が真上、薄い四角が SIMULATE で写す範囲です。星は明るいほど大きく描きます。月は満ち欠けの形で MOON、太陽は丸に点で SUN(どちらも地平線より上のとき)。北極と南極では、方位の代わりに赤経(0h など)を出します。

入力が足りないか誤っていると、星図の代わりに ENTER LATITUDE, LONGITUDE AND UTC TIME と入力の例を出します。

SKY CHART の下の部分。星の数、MOON の行、SIMULATE
情報の行と SIMULATE
35°41'N, 139°46'E 1394 STARS ABOVE HORIZON
場所と、地平線より上の星の数。
SUN: ALT 45° / MOON: ALT 54°, WAXING GIBBOUS, 91% LIT
太陽と月の高さ、月の満ち欠けと照らされた割合(地平線より上のときだけ)。
N UP, E LEFT (LOOKING UP). FRAME: CAMERA AT ZENITH
星図の向きと、四角が真上に向けたカメラの範囲であること。
SIMULATE
この空を真上に向けて撮った写真を合成し、本物の撮影と同じ解析に通します。昼間や室内でも、アプリの流れを試せます。結果には SIMULATED と出し、本物の測定と取り違えないようにします。

10TIP JAR

TIP JAR。App Store につながらないときの表示と RETRY
App Store につながらないとき

アプリが役に立ったら、任意のチップを送れます。チップで変わる機能はなく、すべての機能が無料です。 通信するのはこの画面だけです。

価格のボタン
3 種類のチップを、お住まいの地域の通貨で安い順に並べます。押すと App Store の購入の画面が出ます(この画面だけはアプリの色ではありません)。
LOADING…
価格を読み込んでいます。
THANK YOU.
チップを受け取りました。
WAITING FOR APPROVAL.
ファミリー共有の承認を待っています。
PURCHASE FAILED.
購入に失敗しました。
THE APP STORE IS NOT AVAILABLE. TRY AGAIN WHEN ONLINE.
App Store につながりません(機内モードなど)。通信できるときに RETRY を押します。

チップを送ったことは保存しません。

11SETTINGS(表示の色)

SETTINGS。DISPLAY COLOR の RED と GREEN
SETTINGS

MENU の SETTINGS で開きます。表示の色(文字と線の 1 色)を選びます。背景は黒のままです。

DISPLAY COLOR: RED / GREEN
押すとすぐ、アプリの画面すべて(文字・線・地図・星図・狙いの枠)がその色になります。最初は RED です。
RED PRESERVES YOUR NIGHT VISION BEST. GREEN IS EASIER TO READ IN DAYLIGHT.
夜空を見るときは、暗さに慣れた目をいちばん崩さない赤を使います。緑は明るく、昼や夕方に読みやすい色です。
選んだ色は、端末のアプリの設定として保存され、次に開いたときも同じ色で始まります。このガイドの画面は、すべて既定の赤で撮っています。

12ABOUT・LICENSES

ABOUT。版、SAFETY、PRIVACY POLICY、SUPPORT
ABOUT
LICENSES。ERFA などのライセンス
LICENSES
CASTAWAY SKY 1.0.0 (1)
アプリの版(括弧はビルドの番号)。お問い合わせのときに添えてください。
SAFETY
位置は推定であること。誤差の楕円を確かめ、このアプリだけを航法の手段にしないこと。
PRIVACY POLICY
プライバシーポリシーの要約(通信なしで読めます)。FULL POLICY: … のリンクで、このサイトのプライバシーポリシーの全文を開きます。
SUPPORT
サポートのページとメールのリンク。
LICENSES
アプリに入っている部品とデータの出典とライセンス: ERFA(天文計算)、Cedar Solve / tetra3 / Tetra(星の同定)、Natural Earth(地図)、星表(Bright Star Catalogue 第 5 版)。

13メッセージと対処(まとめ)

INSUFFICIENT STARS DETECTED暗く晴れた空で、真上に向けて撮ります。街明かり・明るい月・雲・木や建物を避けます。
DEVICE MOVED DURING EXPOSURE / NOT STABLE — TRY AGAIN端末を地面や岩に置くか、両手でしっかり支えて撮ります。
RAW CAPTURE UNSUPPORTEDこの端末では星と太陽・月を撮れません。MANUAL FIX か、写真の読み込みを使います。
CAMERA ACCESS DENIEDOPEN SETTINGS で設定アプリを開き、カメラを許可します。
CAMERA PAUSED — USE FULL SCREENiPad でほかの App と画面を分けるのをやめ、Castaway Sky だけを表示します。
FIELD OF VIEW UNKNOWN / FIELD OF VIEW OUT OF RANGEIMPORT で画角を入れるか、広角(1 倍)で撮った写真を使います。
SUN NOT CLEAR — CLOUDS OR GLARE雲が切れるのを待って測ります。
n CANDIDATES — …手がかり(正午の太陽・いちばん高いときの月が北か南か)を入れるか、案内の時刻のあとにもう 1 回測ります。
SIGHTS DISAGREE — CHECK OR CLEAR誤った観測の行をタップして外すか、CLEAR でやり直します。

14安全と精度

15お問い合わせ

ご質問や不具合のご報告は、メール [email protected] までお送りください。アプリの版(ABOUT の 1 行目)と端末の機種を添えていただけると助かります。

サポート  ·  プライバシーポリシー