もくじ
  1. はじめかた
  2. 画面の見方
  3. 振り分けの設定
  4. 過去の配信(記録・見返し・リプレイ)
  5. YouTube API の利用量(Quota)を見る
  6. 分類器の利用量を見る
  7. 困ったとき
  8. iPad で使うとき

LiveChatDashboard ヘルプ

アプリの中のヘルプと同じ内容です(Mac の操作で書いています。iPad は iPad 用のヘルプ)。

バージョン 1.1.1 はまだ公開前です。お使いのアプリのバージョンは、アプリのヘルプの画面の右上に出ます。

YouTube のライブ配信のチャットを、攻略・指示・質問などの窓に振り分けて表示するアプリです。

このヘルプは LiveChatDashboard バージョン 1.1 の内容です。

このヘルプは Mac での操作で書いています。iPad での違いは「8. iPad で使うとき」を見てください。

1. はじめかた

はじめの手順(キーの設定(キーなしで始めるときは飛ばします) → 配信の URL → 接続 → 2 週間の無料体験)は、サイドバーの「はじめに」をクリックすると、画面の部品を吹き出しで指しながら 1 歩ずつ案内します(このヘルプのいちばん上の「はじめの手順をもう一度見る」からも始められます)。

紹介・ヘルプ・見本の配信・設定は、すぐに使えます。利用規約とプライバシーポリシーへの同意は、配信への接続・キーの確認・記録を開くなど、外と通信する・記録を扱う操作をしたときに求められます(同意すると、その操作をそのまま続けます)。

  1. 設定(⌘,)の「YouTube」で、ご自身の YouTube Data API キーを入力し「保存して確認」を押します。API キーなしで使いたいときは、同じページの「InnerTube を使う」をオンにします(下の「InnerTube」を参照)。キーを使うときは、設定(⌘,)の「YouTube」で、ご自身の YouTube Data API キーを入力し「保存して確認」を押します。
    • InnerTube: 設定の「YouTube」の「InnerTube を使う」をオンにすると、API キーなしで接続・予約できます(利用枠も使いません)。オンにすると、同じページのいちばん上で「取得元」を選べます。「自動」は API キーがあれば YouTube API、なければ InnerTube を使います。「YouTube API」「InnerTube」を選んで固定もできます。既定はオフです。非公式 API なので、仕様変更等で使用できなくなる可能性があります
    • キーの作り方: 下の「YouTube API キーの作り方」を見てください。
    • キーを設定するとできること: 公式の API でライブ配信に接続してチャットを受け取る(接続にはサブスクも必要)・同時視聴者数の推移を見る・登録したチャンネルの配信中・予約中の枠を一覧から選ぶ・過去の配信のリプレイで動画とコメントの時刻を合わせる。
    • キーがなくても、記録の見返し・リプレイ・見本の配信・設定は使えます。InnerTube をオンにすれば、接続と予約(サブスクが必要)もできます。
    • YouTube Data API は無料で使えます(1 日の利用枠は 10,000 units。配信 1 時間の監視で、既定の自動設定でストリームになったときは約 1,700 units、定期取得・5 秒なら約 720 units。「5. YouTube API の利用量」を参照)。
  2. 攻略・質問などの分類に外部の分類器(Jev)を使う場合は、設定の「分類器」で分類器を選び、キーを入力します。キーがなければ、ルール(外部送信なし)で分類します。
    • 分類器のキーの発行: 下の「分類器(Jev)の API キーの作り方」を見てください。
    • Jev 以外の分類サービスは、そのサービスにつなぐ 分類器プラグイン(.lcdclassifier)を設定の「分類器」の「一覧」の先頭の「分類器プラグイン」で取り込むと選べるようになります(サイト(foo-tec.com)に載っているものは「サイトから取り込む…」で、ダウンロードせずに取り込めます)。取り込む前に、キーと視聴者のコメントを送る先が出ます。プラグインを取り外すと、そのキーも消えます。自分で作るときは「LLM に渡す文をコピー」で仕様書ごとコピーして、Gemini・Claude などの LLM に、つなぎたいサービスの API の説明と一緒に渡します(キーや実際のチャットは貼らないでください)
    • 同じ「YouTube」の画面で、配信の予定時間を入れておくと、取得方式(遅延と利用量のバランス)を自動で決めます(既定 4 時間。「5. YouTube API の利用量」の「取得方式の自動設定」を参照)。
  3. サイドバーの「配信枠のURL」に配信の URL を貼り付けて「接続」を押します。URL の代わりに動画 ID(watch?v= の後ろの 11 文字)だけでもかまいません。
    • 配信への接続にはサブスク(月額 ¥600 / 年額 ¥6,000)が必要です。初めての方は 2 週間無料で試せます(Apple アカウントごとに 1 回)。サブスクがないときは、「接続」を押すと購入画面が出ます。
    • キーの設定と確認、過去の配信の見返し・リプレイ、見本の配信、設定はサブスクなしで使えます。無料体験を始める前に、キーの設定を済ませておくのがおすすめです。
    • サブスクの状態・解約・購入の復元は、設定の「サブスク」にあります。Mac と iPad で同じ Apple アカウントを使えば、1 つのサブスクで両方使えます。
    • 接続中にサブスクが切れても、その接続は切りません。次に接続するときにサブスクが要ります。
    • 「ゲーム名(任意)」が空なら、配信タイトルの【】などの中からゲーム名を推測して入れます(分類の参考に使います)。違っていたら直してください。直した名前は上書きしません。
  4. これから始まる配信は、予約しておくと、始まったら自動で接続します。
    • 「配信枠のURL」に配信の URL を入れ、「予約」を開いて接続する時刻を選び、「この時刻に予約」を押します。まだ始まっていない配信で「接続」を押すと、開始予定が時刻に入ります。
    • よく使うチャンネルは、設定の「YouTube」の「チャンネル」に @ハンドルかチャンネルの URL を入れて登録しておけます(10 件まで・登録に 1 unit)。サイドバーの URL 欄の横のボタン(一覧の形)を押すと、登録したチャンネルの配信中・予約中の枠が並びます。選ぶと URL 欄に入り、予約中の枠なら開始予定が時刻に入ります(開くたびに 1 チャンネル 1 unit。5 分以内に開き直したときは使いません。限定公開・メンバー限定の枠は出ないので、URL を貼ってください)。
    • 時刻になったら、配信が始まっていれば接続します。まだなら 1 分ごとに確かめ(1 回 1 unit)、時刻から 6 時間たっても始まらなければ予約を取り消します。待機所(始まる前のチャット)には接続しません。
    • 予約は 1 件だけです。アプリを終了しても残り、次に起動したときに続きから待ちます。手動で接続すると予約は取り消されます。
    • 待っている間はアプリを起動したまま、Mac を起こしたままにしてください(スリープ中は確かめられません)。
  5. 質問などを配信画面(OBS)に出すこともできます。
    • 設定の「OBS」で「OBS 連携を使う」をオンにし、混ぜて出す窓(例: 質問・スパナ・スパチャ)と件数を選びます。選んだ窓のコメントが、時刻順の 1 本の流れになります。各行には窓のラベルと色が付きます。
    • 表示された URL をコピーし、OBS の「ソース」の+ →「ブラウザ」の URL に貼ります。背景は透明です。文字の大きさや色は OBS の「カスタム CSS」で変えられます。
    • コメントを右クリックして「配信画面に出す(OBS)」を選ぶと、「選んだ 1 件」の URL のページにそのコメントだけが出ます。消すときは右クリックの「配信画面から消す」か、設定の「OBS」の「消す」を押します。
    • この Mac の中(127.0.0.1)だけで待ち受けるので、ほかの機械からはつながりません。表示しないコメント(暴言・スパム・非表示のユーザー)・ぼかしの対象・隔離とピン留めの窓、窓プラグインで配信画面に出さないとした窓は出しません。
    • 配信画面に出したコメントは視聴者に見えます。出す前に内容を確かめてください。
    • 連携をオンにしている間は、過去の配信の見返し・見本・リプレイのコメントも配信画面のページに流れます。配信中に見返しを開くときは、先に OBS のソースを隠してください。

ほかのアプリにコメントを渡す(連携プラグイン): 選んだ窓に新しく入ったコメントを、読み上げ・通知・記録などのほかのアプリへ 1 件ずつ渡せます。

YouTube API キーの作り方

Google アカウントが要ります(無料)。アカウントがない場合は作成してください。課金(支払い情報の登録)は不要です。

詳細なステップバイステップ(画面つき)は、リンク先の YouTube Data API v3 の登録手順 の STEP 1〜6 を確認してください(API キーの作成と動作確認まで。STEP 7 の OAuth クライアントは不要です)。

かんたんな流れ(詳しくはリンク先):

  1. Google Cloud コンソール でプロジェクトを作成します
  2. YouTube Data API v3 を有効にします
  3. 「認証情報」→「認証情報を作成」→「API キー」を選びます
  4. 作ったキーの「API の制限」で YouTube Data API v3 だけを許可します(推奨)
  5. キーを設定の「YouTube」の欄に貼り付けて「保存して確認」を押します(設定の画面の「取得手順」にも同じ手順とリンクがあります)

分類器(Jev)の API キーの作り方

分類器は使わなくてもかまいません(キーがなければルールで分類します)。使う場合は、次のどれか 1 つのキーを発行します。利用料金は各社に払います。

詳細なステップバイステップ(画面つき)は、下の経路ごとのリンク先を確認してください。

経路ごとの発行先:

2. 画面の見方

分類の確からしさ(目安)

分類器(Jev)を使うかどうかで、振り分けの確からしさが大きく変わります。数値は開発時に用意したテスト用の例文 129 件での結果です(実際の配信での値ではありません。分類器ありは既定の Jev(TypeSafe 本家)で 2026-10-02 に測りました)。

項目分類器なし(ルールだけ)分類器あり(Jev・TypeSafe 本家)
話題(攻略・指示・質問・雑談)が合っている割合約 5 割約 9 割
暴言を見つけられる割合約 1 割約 9 割
ネタバレを見つけられる割合約 7 割約 9 割
スパムを見つけられる割合約 6 割約 9 割

3. 振り分けの設定

窓ごとの入れ方・新着の合図・メインから抽出する正規表現は設定の「窓」、暴言・ネタバレ・スパムの表示とバッジは設定の「表示」で変えられます。変えると、表示中のメッセージもその場で並べ直します。

4. 過去の配信(記録・見返し・リプレイ)

5. YouTube API の利用量(Quota)を見る

アプリの中で見る: タブの左の棒グラフのボタン(または ⇧⌘R)で「レポート」を開きます。上の「配信」「通信」で切り替えます(最後に選んだほうで開きます)。

YouTube Data API には、Google Cloud のプロジェクトごとに 1 日の利用量の上限があります。

利用量のページ(index)

開いたら、画面上部のプロジェクト選択で、API キーを作ったプロジェクトを選んでください。

画面からのたどり方

  1. Google Cloud コンソール を開き、上部のプロジェクト選択で API キーを作ったプロジェクトを選ぶ
  2. 左のメニュー(≡)から「API とサービス」→「有効な API とサービス」を開く
  3. 一覧から「YouTube Data API v3」を選ぶ
  4. 「割り当てとシステム上限」タブで 「Queries per day」 の「現在の使用量」を見る(上限は 10,000)
  5. 「指標」タブでは、メソッドごとの呼び出し回数をグラフで見られる

使用量の反映には数分〜数十分かかることがあります。

上限とリセット

遅れの表示と「分類が追いついていません」

接続している間は、サイドバーの「切断」の下に「遅れ: 取得 N 秒・分類 M 秒」が出ます。取得は投稿されてからアプリに届くまで、分類は届いてから分類が済むまでの時間(中央値)です。分類の待ちが 5 秒を超えたり、分類を省略したコメントが出たりすると「分類が追いついていません」と出ます。設定の「分類器」の「まとめ方」で、1 分に分類できる件数を見直してください。同じ本文のコメントは、接続の間は分類の結果を使い回します(暴言に当たるものは毎回確かめます)。

コメントを少しずつ流す

設定の「表示」の「コメントを少しずつ流す」(既定はオン)がオンのときは、一度に届いたコメントを、次に取りに行くまでの間に少しずつ窓に流します(InnerTube と YouTube API の定期取得のとき・次の接続から)。窓が跳ねずに読みやすくなりますが、窓に出るまでの遅れは平均で少し増えます。

接続中に取得の間隔を変える

接続している間は、サイドバーの「切断」の下の「取得の間隔」で、コメントを取りに行く間隔を変えられます。選ぶとすぐ効きます。

取得方式の自動設定(既定)

設定の「YouTube」→「取得方式」で「配信の予定時間から自動で決める」をオンにし(既定はオン)、配信の予定時間(0.5〜24 時間・既定 4 時間)を入れておくと、接続するたびに取得方式を決めます。

  1. 使える量 = 1 日の上限 10,000 units − 今日このアプリが使った量(推定)− 予備 5%(500 units)
  2. 1 時間あたりに使える量 = 使える量 ÷ 予定時間
  3. ストリーム(約 1,700 units/時・遅延 約 2 秒)が収まればストリーム
  4. 収まらなければ、収まる範囲でいちばん短い間隔の定期取得(3〜60 秒)
  5. 60 秒でも足りないときは 60 秒にし、「予定に足りません」と表示します

このアプリでの使用量の目安

受信の方式は、サイドバーの「接続」を押したときに出る「取得の間隔」で選んでから接続します(中身は設定の「YouTube」→「取得方式」と同じで、選んだ内容はそちらにも残ります。既定は自動。手動にしたときの既定は定期取得・5 秒)。予約取り込みで自動で接続するときは聞かず、今の設定で接続します。

取得方式1 時間の使用量1 日に監視できる時間表示までの遅延(最大)
定期取得・3 秒約 1,200 units約 8 時間約 5 秒
定期取得・5 秒(手動の既定)約 720 units約 14 時間約 7 秒
定期取得・10 秒約 360 units約 28 時間約 12 秒
定期取得・15 秒約 240 units約 42 時間約 17 秒
ストリーム約 1,700 units約 6 時間約 2 秒

上限に達すると、翌日のリセット(日本時間 16:00。冬時間の期間は 17:00 と推定)まで接続できなくなります。長時間の配信を毎日監視する場合は、上の「上限を増やすには」のとおり、Google にクォータ拡張申請(Quota Extension Request)を出せます(手動の審査があります)。

6. 分類器の利用量を見る

1 分に分類できる件数(まとめ方・測る)

7. 困ったとき

不具合の報告: 不具合報告のひな形をご覧ください。

8. iPad で使うとき

使える機能は Mac と同じです(接続・予約・窓・タブ・設定・窓プラグイン・分類器プラグイン・連携プラグイン・カスタム絵文字・過去の配信・リプレイ・見本・レポート)。OBS 連携と「最前面に固定」は Mac だけです。